世界遺産・ジョージタウンを目指して
この日はKLから、先日行ったマラッカと共に貿易で栄え、「マラッカ海峡の歴史的都市群」として世界遺産にも登録されているペナン島ジョージタウンへ向かいました！
マラッカの様子はこちらからどうぞ。
ペナン島は食べ物天国とも呼ばれているグルメの街です。ただでさえ多民族で美味しいマレーシアの料理、その天国だなんて。楽しみで仕方ありません。
KLに来る時にも使った、TBSバスターミナルから向かいます。
値段は34.5リンギット(910円)。
バターワース（Butterworth）という街まで行って、そこからフェリーです。
マレーシア本当にインフラが整っている印象で、高速道路も快適です。アブラヤシの木が綺麗に立ち並んでいます。
そろそろバターワースです。バスターミナルとフェリー乗り場は隣接しているらしいです。
すると一瞬バスが止まって何人か降車しました。
「こんな何もないところで降りる人もいるんやな。」
バスは更に北へ進みます。
「あぁ、ぐるっと回ってバスターミナルに入るやつね。」
再び高速道路に入りました。
「あら？近くに街の人でも拾うのか？」
バターワーズを過ぎて30分経過。
「あ。ヤったわ、これ。」
やっと気づきましたよ。やらかしましたね。
これさっきの路上で一時停車した時降りるやつだ。
「うわああぁぁぁぁぁ俺の食べ物天国うううぅぅぅぅ！！！！！」
こんな僕の心の叫びとは裏腹に、バスはウサインボルト顔負けの走りでぐんぐん北上していきます。
1時間半ほどたってアロースター（Alor setar）という街に着きました。
バターワースから100kmも北。
近くに人に聞いたら、もっと北のほうまで行ってしまうらしいのでしょうがなくアロースターで降りました。すっかり夜ですよ。
バスターミナルは中心街から離れてましたが、幸い近くに何軒か宿があったので最安値のとこでチェックイン。
変な匂いするし、壁は穴だらけ、水漏れ、Wi-fi部屋に届かないって感じでしたが一泊だけならと我慢。
タイから45kmのマレーシア北端のこの街、特に見るところもなさそう。
ペナン島の後はタイとの国境に位置するランカウイ島へフェリーで向かう予定でしたが、予定が狂ってしまった...と思っていたら！
なんとアロースターからもフェリーが出てるそう！
これも何かアロースターとの縁だろうと思い、ペナン島は諦め、翌日ランカウイ島に向かうことにしました。
まぁペナン島行けないのすごい後悔するかと言われればそうでもないので。
一つ心残りなのはバターワースまでの運賃でここまで来てしまったこと。ごめんなさいバス会社の兄ちゃん。
旅って何がある分からないから楽しいぜ！と、自分の凡ミスも前向きに捉えちゃう。そんな可愛い僕でした。
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