Ryotabi

大学生のユーラシア横断紀行やインド紀行

【世界一周91-92日目】さよならクルナまたいつの日か

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91日目

 お母さんの手料理で朝が始まります。

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ココナッツ味のお粥

この日は近所の親戚のお家を巡ります。挨拶回りですね。その度にチャイやらお菓子やらをご馳走になるのでお腹がパンパンですっていう日記。

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たまたま寄った売店でも見知らぬお兄さんがアイスを奢ってくれました。着実に顔が丸くなって来てます。

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 ピアーシのお友達ともお喋り。今時の女子って感じで楽しかったなぁ。

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クルナの夜景?

親戚の兄ちゃんがやってる串焼きのお店にも連れて行ってくれました。牛肉めちゃうま。

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最後はピアーシのおじいちゃんとお茶。

ゴテゴテに甘いこの球体、名をグラブジャムンと言います。

いつもは大好きなんだけどこの時ばかりはひとかじりするのもキツいくらい満腹でしたね。

ま、食べきっちゃうんですけどね。

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沢山の人に出会い、沢山の優しさを頂いた日。

「おもてなし」なんて口にはしてみるけど、本当のそれはバングラデシュありましたよ、クリステルさん。

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そしてこの夜、お母さんが突然泣き出してしまいました。

 

僕がもう少しでいなくなるのが悲しいんだってさ。

 

拙い英語で「You remember Mama?」って。

 

 

もちろん。

 

92日目

2、3日のつもりが、気づいたらクルナ6日目の朝。

本当はもっと滞在したいのですが、7月の半ばまでにネパールへ行かなければいけません(この日は7月初頭)。

 

というのも、両親が会いに来てくれるのです。

こんな喜ばしいことはあるでしょうか。最愛の息子のために、最愛の父母が海を超えるのです。

 

なので、クルナ→ダッカ→(インド)シリグリ→ダージリン→(ネパール)カトマンズと歩を進めます。

旅にハプニングがつきもの。予定が崩れる恐れもあるので、この日の翌日にダッカへ向かうことにしました。

バスは翌早朝、つまりこの日が実質クルナ最終日です。

 

さて、お昼ご飯は数日前にも招いてくれたご近所さんのお家で食べました。振舞ってくれる量が尋常じゃないので胃袋ビックバンと呼んでます勝手に。

味は本当に美味しい。全部カレーですがそれぞれ個性があって楽しいです。バングラ来てから毎日3食カレーにも拘らず、飽きることはありませんでした。

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今日も豪華ザマス

 

そしてなんと!バングラデシュの伝統服・パンジャビをプレゼントしてくれました(泣)

パンジャビは普段使いの無地のものと、刺繍入りの晴れ着があるのですが、嬉しいことに後者のゴージャスな方を頂きました。

早速着てみるとサイズもぴったりでいい感じ!

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午後はいつもの3人、ピアーシ・サジッド・アラフともう1人ニューカマーを加え5人でドライブ!

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絵になるぅ〜う

 2台のバイクに分かれて出発です。

しばらく走って気づきました。

 

 

 

こいつらヤベェ。

 

 

ただでさえ交通マナーの悪いバングラデシュで煽り運転。

車通りの少ない一本道に差し掛かると超スピードアップ。

手放し運転。

そして後ろの奴は立ち上がる。

 

 

 

やめてくれええええええええ!!

 

 

日本ですら暴走族やヤンキーを見たことのない僕は震えあがってました。

怖い×10ですよ本当。

 

でも、でも少しだけ。アドレナリンの出てる自分もいました。

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しっかりノーヘル

 

そんなファンキーな走行を終え、たどり着いたのはJICA協力のもと建設されたルプシャ橋!ヤンキーボーイズも「日本のおかげだ」って。

夕方、ここはサンセットスポットとして市民の憩いの場になっています。

ルプシャ橋建設事業 - ODAが見える。わかる。

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橋ができる前は船で渡らなければならなかった

 

チャイブレイクし、クルナ大学へお邪魔し、何故か病院を見学し、クルナ駅で列車に乗り、小腹を満たし、最後には再びルプシャ川沿いのデートスポットでしょうもない下ネタトークに花を咲かせました。

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クルナ大学のモニュメント

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綺麗なクルナ駅

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屋台スナック

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謎ポーズしがち

 

ヤンキーボーイズには本当に楽しませてもらいました。いい友達だゼ。また会う日まで、元気にしててな。

 

 

夜も深くなってきたので、ご近所さんや親戚に挨拶を。

 

こちらはパンジャビをくれたご家族。バングラやミャンマーの衣装ロンジーを履いて上下バッシリ決めました。家族みんな英語も堪能で、たくさんお話してくれました。

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お次は親戚の子達。みんな上着着ような、蚊に刺されちゃうぞ。

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おうちでの最後の晩御飯。胃も心も満たされる日々だったなぁ。

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そして最後に家族からメッセージをもらいました。

「あなたは私たちの息子よ」って。泣いちゃうよ。

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出会った人みんなが、それぞれお土産をくれました。

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まるで自分家のように落ち着くこの部屋ともさらば。

 

本当にかけがえのない1週間だった。なぜ異国の青年にここまでしてくれるのか。ムスリムの方たちが持っている、旅人への寛容性に驚かされた日々でもあります。

 

そんなことを考えながら最後にぐっすり寝ようと思っていたら、ピアーシとの会話が白熱。

イスラム教について気づいたら3時間ほど話してました。

 

さよならクルナ、思い出いっぱいの大好きな場所になりました。

 

朝5時です...。

 

 

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