Ryotabi

大学生のユーラシア横断紀行やインド紀行

【世界一周103日目】果たして見えるのか...ヒマラヤ!!

どん。

この日の午前中はポカラを再び散策し、午後からヒマラヤの展望台として知られるサランコットへ移動しました。果たしてサランコットからの景色や如何に...!!

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ポカラ散策2日目

お昼にはポカラを出発するのでさくっとデヴィズ・フォールやグプテシャワール・マハデヴ洞窟、国際山岳博物館を回ります。

デヴィズ・フォール(Devi's Fall)

こちらの滝(Fall)はポカラ空港から2kmほど行ったところにあり、フェワ湖から流れる川が豪快に落下しています。 乾季だと水が引いて、侵食によってできた独特な地形を見ることが出来るとのこと。

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マイナスイオンを感じる

現地名はパタレ・チャンゴ(Patale Chhango)ですが、かつてDevidというスイス人が滝に落ちて行方不明になったことからDevi's Fallと呼ばれるようになったと地球の歩き方先生は仰っています。今はしっかりと柵が設置されているのでご安心ください。

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民族衣装の顔ハメパネルが並ぶなかマッチョもぽつんと

グプテシャワール・マハデヴ洞窟

次はデヴィズ・フォールの真向かいにあるグプテシャワール・マハデヴ洞窟へ。

十数年前にひとりの修験者がこの洞窟にシヴァ像が眠っている夢を見て内部を捜索したところ、実際に像が見つかり、それをきっかけに洞窟内に寺院が建立されたらしいです。

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分かりやすいゲートが設置されており、洞窟までの道には土産屋が並んでいる

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洞窟入口へつづく螺旋階段

洞窟内のシヴァ像や寺院は撮影不可です。しかし、その奥にはまだ洞窟が続いています。

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すると開けた空間に出ます。

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実はここ、先ほどのデヴィズファールと繋がっているんです。

雨季は水かさが増して立ち入り禁止になる時もあるそうですが、幸い見ることが出来ました。

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轟々と流れる水に少し恐怖を感じる

祈りの場としての洞窟は、規模は違えどクアラルンプールのバトゥ洞窟を思い出させます。

www.ryotabi.net

国際山岳博物館

次は国際山岳博物館へと。登山関係のみならずネパール各地域の民族や動植物、イエティについてなど幅広く展示してあります。

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ポカラは長野県駒ヶ根市と国際協力友好都市協定を結んでいるので日本の展示も多い

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民族衣装を模したトイレ案内

全体的に少し古さを感じるものの、広々とした館内に多様な展示があり面白かったです。

その後はレイクサイドにある日本食レストランふじやまで天ぷらうどんを頂きました。3日連続和食です...ありがたし。

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天ぷらにはそりゃあビールですよ

 

ポカラからサランコットへ!晴れるか?

それでは本日のお宿があるサランコットへ向かいます。

タクシーで30分くらいだったでしょうか、ローカル感溢れる山道をぐいぐい登って行きます。

そしてHotel Pristine Himalayaに到着。お手頃ながらも清潔であり、部屋やテラスからの眺めもいいです。

 

荷物をおいて、ホテルの真裏にあるSarangkot view towerへ向かいます。

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山道には土産屋やカフェなども

入場料を払い展望台へ上がると、そこからはポカラのパノラマビューが!

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前日に訪れた湖上のバラヒ寺院や、対岸の日本山妙法寺も見えます。

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さて景色を堪能したし戻ろうか...

とはなりません!なんてったってヒマラヤを眺めに来たのですから!!

 

しかし雨季なので空は生憎の曇り模様。アンナプルナ連峰は顔を出していません。

時間はまだ16時前。ここで帰ってもどうせやることはないので、微かな希望を胸に晴れを待つことに。

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ただのんびりと

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雲はいまだ厚く

17時頃、雲の隙間から山肌が見え始めました!

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さらに30分ほど経つと青空が!これは可能性あるぞ...!

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そして!なんと!

18時になった途端、アンナプルナⅡ(7937m)の山頂が姿を現しました!!

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さらにⅡの左横にはアンナプルナⅣ(7525m)も!

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雲はどんどん風に流され、アンナプルナ連峰も刻一刻と表情を変えて行きます。

なんとポカラのシンボルであるマチャプチャレ(6993m)も、美しい三角形の山頂を見せてくれました!

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興奮気味のネパール人がこんな綺麗に見えたのは2週間ぶりだ!」と。

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雨季にも拘らず堂々と山肌を晒すその姿を、ここにいる誰もが記憶に焼き付けようとしていました。

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「いつかはヒマラヤを見たかった」と、仕事を休んでネパールまで会いにきてくれた父と母。

 

日本を発つ前は「学費のために両親は必死で働いてくれているのに、自分は大学を休んで旅をするなんて」と葛藤していました。

 

けれど

この瞬間を共有出来ただけで、間違いじゃなかったんだなって。

 

2人ともっと沢山の景色を見たい。

そう思えるような、素敵な夕暮れでした。

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長くなりましたが最後までありがとうございます!

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