ヒマラヤに始まり、ヒマラヤに終わる
日が昇っていないからか、眠気まなこだからか朝5時の視界は薄暗い。
前日見事アンナプルナ連峰の稜線を捉えることが出来ました。
「もしかしたら今日も見れるんじゃないか」と信じ、苦手な早起きをしてサランコットの展望台へ向かいます。
するとまさか!
眠気も飛んでいくような光景が!
太陽の周りは少し雲が厚いですが、それでもしっかりと山々が見えます。
「2回も見れちゃったね〜」なんて話しながら、11時半のカトマンズ行きフライトまでのんびり過ごします。
次は乾季に来てゆっくりトレッキングしたいな、両親が元気なうちに。
カトマンズタメル地区をぶらぶら
数日ぶりのカトマンズですが、このゴミゴミ感が懐かしいです。
今日はタメル地区にあるオアシスカトマンズホテルに泊まります。
一本路地を入ったところにあるのでタメルの雑踏とは無縁です。スタッフの方も親切ですし、設備も清潔ですし文句の付け所がないです。まぁドミトリー生活の僕からしたらどんなホテルでも嬉しいです。
まずは遅めのランチ、言わずもがな日本食です。今日は『ふる里』。
最初は旅界隈で有名な『絆』に向かったのですが、なんと1ヶ月前の2019年6月に閉店してしまったとのこと。エベレストのような天丼食べたかった...。
タメル散策を開始しますが適当に歩いてると迷いそうなので、タメル・チョーク→タヒティ・チョーク→アサン・チョークの道順で行きます。
タヒティ・チョークから南へ向かう道のすぐ右手側にあるカテシンブー・ストゥーパ(Kathesimbu Stupa)。スワヤンブナートを模して1650年ごろに作られたとのこと。サイズ感は劣るものの迫力はありますし、周りで現地人がのんびりしてていい雰囲気です。
再び南に下った所にある「コインの木」。この木には歯痛に効く神様が祀られているらしく、何千枚もの硬貨が打ち付けられています。
少し路地に入ると、なんだか懐かしいローカルな風景に出会えます。
アサン・チョークに着く頃には日も暮れていました。
しかし、まるで寺院の光に群がるように、広場はまだまだ通行人や物売りで溢れてかえっていました。
晩ご飯はチベットレストランの老舗ウッツェ(Utse)で頂きました。チベット動乱の際に難民としてネパールに渡った方が開いたお店だそうです。
現在はホテルの1階に併設されています。
まずは飲み物。こちらはキビを発酵させたトゥンバ(Tongba)というお酒。
木製のジョッキ(もはや丸太)にキビが入っています。そしてこのジョッキとは別にお湯の入った魔法瓶をくれます。つまりそれらを用いてお湯割を作るわけです。
しかし急いで飲んではいけません。キビからアルコール分がぶくぶくと出てくるのを少し待ちましょう。
美味い!すごく好みです。甘みと酸味がじんわりと広がり体に染み渡ります。
ある程度飲んだらお湯を足して、の繰り返しで何杯か楽しめます。
メインディッシュはチベット鍋のギャコク(Gyakok)。具材は肉団子や卵、春雨、野菜などが入っていて寄せ鍋のようです!これまたすごく味わい深い。すごく日本人の口に合うと思います。
1つ注意していただきたいのが、ギャコクを頼むとモモや焼きそば(チョウメン)、ライスなどのサイドディッシュが付いてきます!
メニューにも書いてありましたがすっかり見落としていて、別にサラダや炒飯を頼んでしまいました。食べ残してごめんなさいの気持ちでいっぱいです。
どの料理も美味しいですし、量も盛り盛りなので是非お試しください!
そんな感じで食べて歩いてのタメル散策でした。明日はバクタプルとナガルコットへ向かいます!
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