Ryotabi

大学生のユーラシア横断紀行やインド紀行

【インド旅】9日目-満点の星空ツアー・キャメルサファリ-

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 満点の星と無限の砂の上で

ついに!

この日はキャメルサファリです!!!

 

キャメルサファリとは?

ジャイサルメール に来たら外せないのがこのツアーですが、そもそもなんだそりゃ?って感じですよね。

簡単に言うと、砂漠に行って!ラクダに乗って!夕日を拝み!ラージャスターンの文化に触れて!星を眺めよう!と言うもの。

 

簡単過ぎたけどこうとしか言いようがありません。

色んなホテル・代理店がこのツアーを企画してるので値段も内容もピンキリ。現地で予約するのにも困らないけど。

地球の歩き方によると半日コースが1000〜1500ルピー、一泊コースが2000〜2500ルピーくらいだそうな。(1ルピー=1.5円)

 

僕らは後者の一泊二日の方!

一泊と言ったって砂漠にホテルがあるわけでもありません。

テントor野宿です。もちろん後者を選びました。星の下で寝たいんで!トイレはその辺の砂の上で。

ちなみに値段はデリーで一括払いしたから分からんのです。

 

売店などないのでホテルを出る前に水買っておきましょう!ガイドさんから買えたけどどのみちお金は払わないとですしね。

 

あと日焼け止め。助けられました。

 

 

いざ砂漠へ!

今回の記事はスマホの写真多くて縦長ですがお許しください。そしてラクダ多めです。

 

14時のピックを宿のエントランスで待ってると、同じツアーに参加する日本人の大学生と出会いました。文化祭で出すタンドリーチキンの研究をしに来たそう。笑いが止まらんでしたよ。

この2人とは次の街・ジョードプルまで一緒でした!

やっぱ旅は出会いですね、とか言ってみる。

楽しく、素晴らしい出会いでした。ありがとうガネーシャ様。

 

そして砂漠まではジープで向かいます。

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徐々に緑も減っていく

だいたい1時間半くらいだったかな、荒涼とした大地が続きます。途中には羊の群れや村、ラクダもいます。

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道を塞がれるという漫画のような牧歌的風景

ベースキャンプに到着!

僕らのツアーでは基本的にご飯やトイレはここで済ませました。テント泊組もここで寝るらしいけどもう1組の外国人さんも含め全員野宿でした。

 

ラクダがまだ到着してないそうなので長めのチャイ休憩でした。そういえば最近KALDIのチャイを買ってインドを思い出してますっていう完全な余談。

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僕らのシェフ。カメラ向けるとポーズ撮ってくれる。

17時ごろ、いざ出発です!

初めてこんな距離で目にするラクダさん。デカ!立ち上がる時が怖過ぎる。

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1匹ずつ後脚にマーキングされてた

のっそりのっそりと、ちゃんと調教されているラクダは歩を進めます。

ラクダって本気で走ると時速3、40kmくらいあるそうですよ。オリンピックの短距離選手が約35km。ラクダの1匹や2匹が代表チームにいてもあんまし気づかない計算になりますね(?)。

 

下の写真でもわかる通り、ラクダのコブが青年の頭の位置。僕らの目線は2.5mくらい。揺れもあって結構怖い。僕は変なとこに力入って腰痛になりました。

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ラクダ使いの青年が手綱を引いてくれる

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しっかり進むけど、ゴールが分からない

ところどころ緑はあるものの、圧倒的に広がる砂漠。

単調に見えてたくさんの模様が。ラクダと人間と風の名残と言うべきか。

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風の足跡

少しすると丘の上につきました。

ラクダ使いの子供たちがある遊びを教えてくれました。

それが丘からジャンプするという単純なもの。

 

これがね、めーーちゃ楽しい!

落差は数mあるし最初はビビってたけど一回やるとハマる。

砂だから痛くはないけどもちろん砂まみれになります(笑)

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登るの大変

やっぱり現地の子達は身体能力すごくて、空中で一回転とか軽々しちゃう。

童心の戻れたとてもいい時間でした。

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みんなでジャンプ!

そしてラクダから降りてわかったのが、足元にはたくましく生きている命があること。
トカゲからしたら宇宙のようなこの砂漠のなかで繁栄し続けるなんて...。

くれぐれもラクダの下敷きにならないようにねー。

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僕なんかより立派よ、トカゲさん

 

フォトジェニックな砂漠

僕フォトジェニックって言葉あんま好かないけど今風なので使って見ました。

まぁ表現の仕方はどうでもよくて、ラクダ使いさんやはり観光に従事するだけあって僕らの欲しい絵を言わずとも撮ってくれます!

 

手持ちのスカーフを使った色んなシルエット撮影やキャラバン風のかっちょいい写真も!

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雰囲気あるよね〜

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インスタにのっけるくらいお気に入り

夕日に思いをふける

丘の上で夕日を眺めてたんですね。

すると売り子の人が飲み物を売りに来たんです。その人は両腕の肘より先がありませんでした。

 

ビール飲まないかって言われたんで、買おうとしたんですよ。夕日を見ながらお酒なんて最高じゃないですか。

 

でも言い値が普通に街で買うより高かったので、僕は当たり前のように値切ったんですね。

 

 

その時になんだかとても惨めに思ったんです、自分を。

 

ここへの道中で「砂漠で住むなんて相当大変だよね」って話してたのに、その人たちから安く品物を買ったなんて。

 

なんだか自分てすごいふんぞり返ってるなって。

その人が身体に障害を持ってることもそうかも知れないけど、同情した気になって、結局は自分本位だなって。

 

もちろん普段、旅してる時は小さい額でも無駄に払うのもボラれるのも気持ちのいいものじゃないし、値切りも旅の楽しさみたいところもあるし特に抵抗なくするけど、この時は感じ方が違いました。

 

それぞれの国民の経済力からしても、明らかに僕ら日本人の方がお金は稼げるし、だからこそインドにも来れてる。だからと言ってそのお金を大盤振る舞い出来るかと言われればそんな事もない。

 

結局なにが言いたいかは分からないけど、乞食もそうだし、この場合もそうだけど、自分の納得出来る形でお金は扱えばいいなって思ってます。

確かに少しあげたところで生活がより良くなるわけでもないけど、払ったほうが心がスッキリするなら払うし、値切りたかったら値切るのがいいのかな、というか自分にはそれが合ってると思いました、とさ。

 

結局、自分本位?ありゃ?

 

夜の砂漠で星を眺める

日も落ちて、いよいよ夜が近づいてきました!

 

ベースキャンプに戻ってディナータイムです。

食事はいたって普通のインド料理。僕は喉が痛すぎて味なんて全く覚えてません!!残念!!

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カレー・カレー・カレー

そして食事と一緒に、民族舞踊を楽しみます。家族でやってる感じでしたが、まだ練習中の末っ子の娘さんが愛らしかったです。一緒に踊ったりと愉快な時間でした。

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煌びやかな衣装

あとすごかったのがこの楽器。この二枚の板を高速で打ち合わせてリズムを刻みます。ラップに合わせたらカッコ良さそうな感じでした。

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全然上手くできなかった...

 

20時ごろ再び出発です!

ついに野宿の時間!

簡易ベッドと布団を積んだ荷車をラクダに引かれ、漆黒の砂漠へ。

 

 

 

 

 

星えげつない。

 

 

本当にすごかったです。

あんな数の星は見た事ないです。

 

 

「まるでプラネタリウムみたい」

そんなあべこべな思考に陥るほどに、現実離れした現実でした。

東京に住んでるから余計にそう思ったのかも。

 

 

充電切れちゃって中途半端だしピント合ってないけど、星の動きも撮れました。

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視界いっぱいの星の下で眠りにつく。

こんな幸せな事なかなか無いです。

 

 

 

病気も辛かったけど、インドに来てよかったなって思いました。

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(この写真もピント合ってないのはつっこまないでください)

 

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