街中黄色？なにこれミニオン？
クラビから12時間、朝5時にバンコク南バスターミナル（サーイ・ターイ）到着です。
宿のあるカオサン通りまで路線バスで向かいます。
僕実はあんまりカオサンの雰囲気好きじゃないんですよ。欧米化しすぎで、どこを歩いても声かけられて、深夜までワーワー。1人ですごしてもあんまし楽しめないんです個人的には。個人的にはね！
じゃあなんで泊まっとんねんて宿が安いからだyo~。まぁ路線バスに慣れれば観光もしやすいですし。
さぁ2年ぶりにカオサン到着！
と、なんだか様子が変です。
今日なんかあるのかな？と思い、宿に荷物置いてから街を散策してみました。
チャオプラヤー川沿いを歩いていると...
ん？
んん！！？？
めっちゃ人いる！！！！
なになになに？選挙？デモ？democracy？
列の続く方に行ってみるとこれまた人だかりが。
なにやらみんな王宮に向かっているようです。
今日は何の日？
調べてみると一発でわかりました。
今年の5月4〜6日は新国王の戴冠式があるそうです！
この日はちょうどその戴冠式祝賀パレードが行われる5月5日。
王宮からスタートし、ラタナコーシン島をぐるーっと回る７kmのルート。
そのため朝から国民は王室カラーの黄色に身を包み、朝から席とりしてるわけです。
「あれ、前国王のプミポン国王が崩御されたのって何年か前じゃない？」と思いました。
というのも2年前タイに来た時、いたるところに亡くなったプミポン国王の肖像画が飾られており、国中が喪に服してたからです。
調べたところによると、服喪期間などがあったので2年半も時間が空いたそうです。
なるほど、これはまたとない機会をお目にかかれるぞと思いました。
そしてこの貴重な体験はタイ国民にとっても同じこと。というのも、前国王の在位期間は70年４ヶ月！！
つまり大多数の国民もこの戴冠式が初めてのものなのです。
祝賀パレードに参加！
そうとなればパレードに参加するとも。
というかそれしかやることがない！博物館や寺院もこの期間はおやすみのところが多いそう。実際にパレードルートの近くのものは僕が行った限り閉まってました。
開始時刻は17時ですが、朝から道に人がわんさか。如何せん酷暑期なのでみんな辛そうですが、それほどに国王が尊敬されているということでしょう。
道も広くて、まだそんなに人もいないマハーカーン砦の交差点で待機する事にしました。民主記念碑も見えます。
パレードのエリアは交通規制がされているので歩行者も自由に立ち入りは出来ません。
タイ人は検問所でマイナンバーのようなIDカードを見せるだけですが、外国人はパスポートコピー・顔写真撮影などでなんだかんだ1時間ほどかかりました。
それほど外国人も多いのでテロや事件対策のためにはしょうがないですね。
あとは国王が回って来られるのを待つだけですが、輿での移動ですのでゆーっくりです。
みんなで座って待機します。
すると19時頃、一気の群衆のボルテージが上がりました！！
国王登場です！！
みんなすごい！一斉にスマホで撮影！「ソンハーチョロー（？）」コール！なにソンハーチョローって！！
国王様見えました！！うーーーっすらと。
黄金に身を包んでとても煌びやかでした。
人生でお目にかかれるのも最初で最後かも知れませんね。とても貴重な経験でした。
インスタにパレードの動画ポストしてあるので気になる方は見てみてください。
ほとぼりが冷めてからてくてくとカオサンに帰還。何と驚き、流石に今日はカオサン通りももぬけの殻。
こんくらいでちょうどいいんやでカオサン！！！！
そんな感じです。
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