Ryotabi

大学生のユーラシア横断紀行やインド紀行

【世界一周43-44日目】5カ国目ミャンマーへ!パアンにて「チャリで来た」

ミンガラーバー(ビルマ語でおはよう)!

今回からミャンマー編が始まります。まずはパアン(Hpa-an)というまだそんなにメジャーではない街から。

気づいたら割とボリューミーになってしまいましたが読んでくださると嬉しいです。

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 タイからミャンマーへ国境越え!

バスは明け方国境の町メーソート(Mae sot)に到着。

そこから乗合ソンテウで国境まで向かいます。20バーツ。

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イミグレは至って簡単で、荷物検査もありませんでした。

1カ国目インドネシアから全て海を渡っての国境だったので徒歩で越えるのはこの旅初。

さらばタイ。
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そしてミャンマーの町・ミャワディ(Myawaddy)へ!
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5カ国目入国です!の5本指。
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その辺の両替所でお金をゲット。ミャンマーの通貨はチャット(Kyat)で、100k7円です。

 

近くにあった食堂でビリヤニ的炊き込みご飯を。1000k(70円)。やす〜い。
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タイからミャンマーに入って思ったことが1つ、それは"インドを感じた"ことです。

なんというか完全に隣国のインドではないけれど、まさしく東南アジアとインドとの中間だなってのをすぐ感じました。

それは肌の色だったり、噛みタバコの匂いだったり、街の雰囲気だったり。

あくまで感覚的な印象ですけど。

 

 

さ!入国したはいいものの、行き先は決めてませんでした。

最大の都市ヤンゴンか、それ前にどこか寄るか。

 

 

ん〜〜!パアンに行きましょう!!!

 

 

パアンはカイン州の首都。

カイン州はカレン民族同盟という反政府武装組織とバチってたので近年まで外国人が自由に立ち入ることができませんでした

 

しかしその分あまり観光地化もされておらず面白そうだなと思い行くことに!

 

その辺の乗合バンの運ちゃんに聞いたところ、700円で行ってくれるとのこと。

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道中はのどかです。砂埃がすごい。
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朝ごはんと昼ごはん休憩。ミャンマーはこうやって小皿に香草やスパイスを盛ってくれるんですね。なるほどなるほど。
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5時間程でパアンに到着!

全くイメージがついてなかったけれど、40万人以上住んでいるだけあって大きな街です。

 

とりあえず宿にチェックイン。クーラーガンガンで最高ぉ〜!!と思った矢先、停電

水力発電が大きな割合を占めるミャンマー、今年は雨不足で例年に増して停電が多いそう。

 

 

パアンを自転車で駆け抜ける

少し休んだので、いざ散策。

パアンの特徴は山や洞窟などの自然と一体化した寺院です。

その分、見どころは街中でなく郊外にあるので何かしらの乗り物が必要。

 

1人でタクシーを貸しきるのは高いので、僕はその辺のレンタサイクル屋さんにてチャリンコを70円で借りました。

「原付も無免許で借りれるよ〜警察気にしないよ〜」と東南アジアらしいお誘いを受けましたが、安全第一誠実人間なので断り。怖いだけです。

 

ミャンマー1日目、意気揚々とペダルを漕ぐ足は快調です。

街を出ると車も少なくのんびり走れる。

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のどかです。
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大きな通りが工事中だったので小さな村の中を通らなければなりませんでした。

のどかは良いものの、それと比例して道が悪い。Heyママチャリ!四駆に変身しろ!、そう願うばかりでした。

 

再び大通りに戻り、ひたすらに足を回します。

 

しかし暑い。暑すぎる。

日陰も慈悲もありません。

 

こんな車の量も少ない一本道ならバイクにしてしまえばよかったか。

いや、でも無免許の僕がそんなことをしてはいけない。

いやはや、誰も見ていないよ。

海外で捕まるなんて恥ずかしいよ。ブログに書けないよ。

漢なら見つかっても時速60キロで駆け抜けろ。

 

悪魔と天使が脳内論争を広げてましたが、今更遅いのです。進むのです。

 

 

むほ!

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むほほ!!

なにやら巨大な山が見えてきましたね!!そうこれがまず1番の目的地であったズウェカビン山(Mount Zwegabin)!!やっとだよ!!
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標高は725mと特段高いわけではないですが、ドスンと構えた独特な形の為かなり存在感あります。

また信仰の対象にもなっていて、山頂には寺院があり、その宿坊に泊まることも出来るそう。

 

そしてその麓に到着。ズウェカビン山が描かれたモニュメントを左折。
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そして向かうのはルンビニガーデン

ルンビニとはネパールにある仏陀生誕の地です。

 

 

さてここになにがあるかと言いますと…

 


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1000体に及ぶ仏像。

 

 

猟奇的〜〜ぃ(Ikko風に)

 

 

失礼かもしれませんが、これだけの仏像が整然とは並べられていると少し慄いてしまいます。絶対怖い話いくつかあるでしょ。

 

奥に進むとズウェカビン山への山道入り口があります。暑すぎて登る気にはなれませんでしたが、なんとロープウェイ建設中でした。いつ開業するのでしょうか。

 

そして帰る時に気づいたのですが外国人は3000チャット(210円)払うそうです。しかし焼けた肌に、チャリンコ。現地の人だと思われたのか声かけられませんでした。ごめんなさい。

 

ルンビニガーデンまでは街からひたすらに南下していきましたが、次はチャウカラッ・パゴダ(Kyauk ka lat pagoda)を目指して西に向かいます。

高い木々や山もなくなり平原が広がります。

 

バテかけたところで到着!なにやら門を建設中でした。
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ここはミャンマー人の家族連れが大勢いて、参道にはお土産屋さんも並んでました。
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そして見えました!チャウカラッ・パゴダ
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湖の真ん中の切り立った崖の上に寺院が建てられています。確かにこんな奇妙な形の岩があったら神聖性を見出してしまうのも頷けます。

頂上付近では僧侶の方が占いの様なこともしていました。

 

寺院の中は撮影禁止でしたが湖の向こうから眺めるのが1番良いと思います。

 

余談ですけどネットで調べるともっとド派手で凄い感じ(語彙力)の写真が出てきますが、実際見てみると意外と控えめな印象です。

世界中どこにでも言えることですが、別に写真映えするために作られた場所でなく信仰の場なので気にませんが。

 

 

さ。この時の僕の気持ちは、と言いますと。

 

宿に帰りたい。

 

炎天下の中、慣れないチャリで走り続けたおかげで僕のHPはかなり減ってました。

本当は洞窟寺院なども行こうと思ってましたが、翌日にすることに。

 

しかし現在地と宿はちょうど真反対。頑張れ俺。
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ひたすら漕いでやっと宿に到着。

全体で30kmほど走りました。普段運動しない僕には結構きつかったです。 

 

ということでエネルギー補給!!!
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ビールが沁みるぅ〜〜!!

 

ミャンマーで楽しみにしていたこと、それはビールが安い。

ここの食堂はタイのchangしかなく、輸入品なので少し高かったですが1000チャット。

 

70円です。

 

 

恐ろしい…。

そして飯も美味しい。油と濃い味がビールに合いすぎる。

 

ミャンマー、良い国だ(早い)。

 

パアンからヤンゴンへ

そして翌日。この日はまた自転車で洞窟寺院に行くつもりでしたがあっけなく筋肉痛になってしまったので諦め!意外とあっさり!

 

なのでミャンマー最大の都市ヤンゴンへ移動することに。

 

ヤンゴンでは父親の旧友の方がアパートを持っているのでそこに泊めさせていただくことに。かなり良いところだそうで、胸ドキってやつです。

 

ヤンゴン・バゴー・チャイティーヨーパゴダ(ゴールデンロック)など、各種バスはクロックタワーの周りから発着します。

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パアンからヤンゴンまでは5500チャット(400円)

隣のおじさんがビニール袋に痰を吐き続ける以外は特に問題なく、バスは進みました。

 

途中に巨大な仏像も。至る所に仏教への信仰心が垣間見えて面白いです。
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晩御飯休憩。感動的だったのが左にある、ミャンマー流ミルクティー「ラペイエ」

同じく英領だった隣国インドのチャイとは少し違うらしく、ラペイエは濃い紅茶をミルクで割っていて、チャイはミルクで煮出すそう。

 

これが大体街中だと数十円で飲めるの、この日からラペイエなしでは生活できなくなりました。

ちなみに大体のお店には中国茶が置いてあってそれも飲み放題。

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【ここから3枚ほどがっつり虫の写真が並びます。見なくない人はビューンとスワイプしてください】

 

 

ミャンマーで驚いたのがこちら。


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ウヒャアアアアアア。

 

コオロギの素揚げです。

僕まーーーじで虫嫌いなんですよ。

しかも嫌いランキング1位セミ・2位ゴキブリ・そして3位コオロギ/バッタ!!!

 

しかし嫌いだからと言って避けてはもったいない。いつか食べよう。あいつら死んでるんだ。なら食べれるだろう。いつか。いつかね…。

 

結局ミャンマー最終日に食べます。

 

 

そんなこんなで8時間ほどでヤンゴンのアウンミンガラー(Aung Mingala)バスステーションに到着!

夜なので結構怖いです。

 

市内まで離れていて、ローカルバスでもアクセス出来ますがお世話になる方と待ち合わせしているのでタクシーで。  

 

旅の最中では入らないような綺麗なレストランに連れて行っていただきました。

 

 

そして泊めていただたアパートが…ヤバい…綺麗すぎる…天国だ。2LDKを独り占めさせていただきました。

 

毎日幸せな気持ちで寝られそうです。

 

 

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